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BARTEC Top Holding GmbH (Germany)
BARTEC Group
バルテック社 (ドイツ)
爆発性ガスや粉塵の環境で使用される安全性の高い機器やシステムを提供する高度な専門技術をもつグローバルメーカー
ISO9001/14001/50001認証取得

BARTECは、化学プラント、石油・ガス産業、鉱山、船舶、オフショアリグなどのあらゆる分野で卓越性を発揮し、危険物の取り扱いにおける安全性と効率性の向上に大きく貢献しています。
正規代理店: 島田電機株式会社 
(防爆電機機器類の専門メーカー、ISO9001/14001認証取得)
協力代理店: 太平貿易株式会社

詳細は太平貿易へお問い合わせください。(産業機器部門)

耐圧防爆盤

EJBシリーズ (水素対応耐圧防爆盤)

  • 検定番号: CML 21JPN11337X
  • 防爆構造: 耐圧防爆・本質安全防爆構造
  • マーキング: Ex db[ia IIA、IIB、IIC Ga] IIB+H2 T6…T3, IP66
  • IICのガスグループのうち、水素のみ対応
  • 最大サイズ: 660 x 960 x 462

GUBシリーズ (水素対応耐圧防爆盤)

  • 検定番号: CML 22JPN1055X
  • 防爆構造: 耐圧防爆・本質安全防爆構造
  • マーキング: Ex db [ia/ib IIA/IIB/IIC Ga] IIC T6…T3, IP66
  • すべてのガスに対応
  • 最大サイズ: 窓無し 600 x 600 x 382 / 窓有り 420 x 420 x 281

製品特徴

EJB/GUBシリーズ共通

  • 標準材質: アルミニウム、ステンレスも可能
  • 標準塗装: エポキシ粉体、グレー(RAL9006)、80μm
  • 収納可能な電気機器・端末: 種類の制限なし
  • 本質安全バリア: 搭載可能
  • 一次電池: 搭載可能

注意点・制限

EJB/GUBシリーズ共通

  • 収納可能な電気機器・端末: 種類の制限なし、ただし発熱量の制限あり 
  • 断面積で40%以上のフリースペースが必要
  • 本質安全バリア: 搭載可、ただし温度管理が必要になる場合あり
  • 一次電池: 全容積の1%までに納める必要あり
  • 二次電池: 原則、現状不可 (SAFT製(フランス)の電池であれば可能、ただしインターロック回路が必要)
  • レーザを発する製品: 搭載不可

熱量の制限とフリースペース

  • IECExの証明書に制限値の記載あり
  • 周囲環境温度やバリアの有無、窓の有無により制限値が変わる
  • バリアは、以下(図2)のとおり温度管理をした場合は、総発熱量の値は変わらない
  • 温度管理をしない場合は、発熱量が大きく制限される
  • 温度計(サーミスター等)+温調計等で管理
  • 全断面積に対し、以下(図3)のとおり黒斜線部が40%以上あること

図1
図2
図3

離隔距離

  • 非本安機器: 筐体の内壁から15mm以上の距離が必要
  • 本安機器: 筐体の内壁から50mm以上の距離が必要
  • 本安機器と非本安機器の間: 50mm以上の距離が必要
  • 本安用と非本安用の電線: ダクトで分離

離隔距離(りかくきょり)とは: 主に安全性の観点から設定される、複数の対象の間に置かれるべき一定の距離

注意点・補足

  • 証明書に記載している発熱量は、防爆上の安全基準の数値であり、電気的に保証された数値ではありません
  • 離隔距離についても防爆上の規定であり、各電気品に規定がある場合はそれに従う必要があります
 例) インバーター: 
放熱のため、上部10cm、左右5cmのスペースを設けなければならない等の記載があります
  • ATEX品として製作する場合は、CEマーキングの機器・電線を使う必要があります(DoCが発行されません)

盤面ユニット

  • 押ボタンスイッチ
  • 表示灯
  • 照光式押ボタンスイッチ
  • 非常停止 (プッシュロックターンリセット)
  • セレクタスイッチ
  • カムスイッチ
  • ブレーカー用操作ハンドルなど

無線化

耐圧防爆盤 + SOLEXY社製アンテナバリア

SOLEXYと組み合わせると、非防爆製品を簡単に防爆化 !!
EJBシリーズは [Exd II B+H2]、GUBシリーズは [Exd II C] に対応 
(国内防爆検定取得済み)

  • 防爆容器(EJB、GUBシリーズ)には、電気機器・端末の収納が、迅速かつシンプルに行うことが可能
  • 収納できる機器・端末の種類に制限なし
  • 放熱量やフリースペースが制限内であれば、様々な種類の電子・電気機器、無線機器の搭載可能
  • 透明窓の設置や指示計などの視認が可能
  • 盤面には、表示灯、押しボタン、切替スイッチ、MCB/MCCB/断路器用外部ハンドルの取付けが可能
  • 本質安全防爆バリアも温度管理を考慮することで搭載可能

以上の範囲内においては、防爆検定の追加申請が不要。開発期間とコスト削減に大きく貢献します。

デジタル化が拓く防爆業界の未来

人手不足(人口減少)や2024年4月から改正される働き方改革などにより、これまで以上に労働生産性の向上が求めらるようになります。その解決手段の一つとして、デジタル/無線機器の推進が広がると考えられます。
これにより防爆業界に参入できなかった非防爆機器メーカーの参入が容易になり、最先端のシステム導入が急速に促進されていくことになると思われます。
また、日本国内の防爆機器は、非防爆市場に比べてかなり遅れていますが、EJB/GUB+アンテナバリアにより先端技術の採用が拡大し、比較的容易にAIの制御なども実現可能になっていくと想定されます。
これらを踏まえ、今後より一層、BARTECとSOLEXYの技術力がこれらの課題解決に寄与していくことが期待されております。
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